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〔復習問題20〕

海外在留邦人等が日本と外国の年金制度等に加入し保険料を二重に負担することを防ぎ、また、両国での年金制度の A することを目的として、外国との間で社会保障協定の締結を進めている。 B 2月にドイツとの間で協定が発効して以来、2019(令和元)年9月の C との間の協定に至るまで、現在、20か国との間で協定が発効している。また、現在、スウェーデン、フィンランド等と協定の発効に向けた準備を進めるとともに、トルコ、オーストリア及びベトナムとの間で協定に関する交渉又は協議を行っている。

 

A ① 加入期間が重複しないように ② 加入期間を通算できるように ③ 対象者を限定できるように ④ 対象者を緩和できるように

B ① 1996(平成8)年 ② 1998(平成10)年 ③ 2000(平成12)年 ④ 2002(平成14)年

C ① 韓国 ② フィリピン ③ インドネシア ④ 中国

 

21.厚生労働省「就業形態の多様化に関する総合実態調査」(個人調査)(2019年)によりパートタイム労働者が現在の就業形態を選んだ理由(3つ以内の複数回答)をみると、「自分の都合のよい時間に働けるから」(45.4%)が最も多く、以下「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」「家計の補助、学費等を得たいから」「通勤時間が短いから」「勤務時間や労働日数が短いから」の順となっている。また、前回調査(2014年)と比べると「勤務時間や労働日数が短いから」の上昇幅(19.0%→25.3%(+6.3%ポイント))が他の理由の上昇幅よりも大きい。こうしたことを踏まえると、パートタイム労働者の労働時間の減少の背景の一つには、労働者の短時間就労へのニーズの増加もあることがうかがえる。(令和3年版労働経済白書)

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