白書んクリニック17

〔復習問題16〕

我が国では、高齢者の A 人に1人が認知症又はその予備群と言われており、認知症は、今や誰もが関わる可能性のある身近なものになっている。

厚生労働省では、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現すべく、2015(平成27)年1月に「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新 B プラン)(2017(平成29)年7月改訂)」(以下「新 B プラン」という。)を関係省庁と共同して策定した。

 

A ① 2 ② 3 ③ 4 ④ 5

B ① シルバー ② ゴールド ③ ホワイト ④ オレンジ

 

17.公的年金制度は、予測することができない将来のリスクに対して、社会全体であらかじめ備えるための制度であり、現役世代の保険料負担により、その時々の高齢世代の年金給付をまかなう世代間扶養である賦課方式を基本とした仕組みで運営されている。賃金や物価の変化を年金額に反映させながら、生涯にわたって年金が支給される制度として設計されており、必要なときに給付を受けることができる保険として機能している。〔…中略…〕

また、公的年金制度の給付の状況としては、全人口の約3割にあたる4,040万人(2019年度末)が公的年金の受給権を有している。高齢者世帯に関してみれば、その収入の約6割を公的年金等が占めるとともに、約5割の世帯が公的年金等による収入だけで生活しており、年金給付が国民の老後生活の基本を支えるものとしての役割を担っていることがわかる。(令和3年版厚生労働白書)

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