白書んクリニック9

〔復習問題8〕

労働者が性別により差別されることなく、また、働く女性が A を尊重されつつ、その能力を十分に発揮できる雇用環境を整備するため、男女雇用機会均等法に沿った男女均等取扱いがされるよう周知徹底するとともに、法違反が認められる企業に対しては、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)において、迅速かつ厳正な指導を行っている。〔…中略〕

2019(令和元)年度に雇用環境・均等部(室)に寄せられた男女雇用機会均等法に関する相談件数は19,595件である。その内容をみると、職場におけるセクシュアルハラスメントや B に関する相談が多くなっている。

 

  • 選択肢

A ① 個性 ② 特性 ③ 母性 ④ 人権

B ① 妊娠・出産等を理由とする解雇その他不利益取扱い

  ② 労働者の募集及び採用についての差別的取扱い

  ③ 労働者の職種及び雇用形態の変更に関する差別的取扱い

  ④ 労働者の配置、昇進、降格及び教育訓練に関する差別的取扱い

 

9.社内検定認定制度は、職業能力の開発及び向上と労働者の経済的社会的地位の向上に資するため、事業主等が、その事業に関連する職種について雇用する労働者の有する職業能力の程度を検定する制度であって、技能振興上奨励すべき一定の基準を満たすものを厚生労働大臣が認定する制度である。

2021(令和3)年4月1日現在、48事業主等120職種が認定されており、認定を受けた社内検定については、「厚生労働省認定」と表示することができる。(令和3年版厚生労働白書)