平成29年度試験合格者体験談

稲本さん、上野さん、羽生さん、川口さん、小幡さん※左より

小幡 裕子さん

こんにちは。

 この度の合格は、辻先生をはじめ講師の先生方、事務局のスタッフの皆様の丁寧なご指導・ご支援のお陰と、心より感謝しております。SRに巡り合うことができて良かったです。本当にありがとうございました。

 1年目は、通学で受講しました。法律を体系的に学んだ経験もなく、実務の経験もないので、講義中はメモをとるのが精一杯でした。予習で一通り目を通すのにも時間がかかりますし、内容の理解もほとんどできていない状態で1日が終わっていました。次の講義までに、まずは単元毎にテキストや補足資料で一通りの確認をして、過去問を読んでいきましたが、膨大な時間がかかっておりました。積み残しも多く、ただがむしゃらに進んでいるうちに試験日を迎えてしまったという感じでした。SRのテキスト以外では、講義が始まって雲をつかむような状態だった時にTACの選択式問題集と出合いました。単元毎のポイントを理解するために、私にとっては大変役に立ちました。

 2年目からは、通学に長時間かかっていましたので、通信で受講しました。少しずつ内容が理解できるようになりました。SRのテキスト以外にTACの択一式問題集も使いました。

 今年は、辻先生がいつも仰っている事をある程度実行することができました。また、私は一般常識問題の選択式問題に泣かされてきたのですが、今年は白書等も数年分目を通しました。少し流れがわかって、落ち着いて試験に臨めたように思います。

 年数はかかりましたが、SRで共に励まし合える友達もでき、50代でもまだ頑張れると子ども達に示すこともできました。

 どうぞ受講生の皆様もお体に気をつけて、一つ一つ積み重ね、合格を勝ち取って下さい。

羽生 航太さん

 私は社会保険労務士事務所にて職員として働いていて、5年ほど前から本格的に独学で勉強を始めました。探り探りの勉強でしたが少しずつ点数もあがり、総得点は合格レベルに達したものの、平成27年、平成28年と2年連続で選択式の1点に泣き不合格が続いていました。働きながらの勉強、子供も生まれたばかり、勉強時間があまり取れないことが分かっていたので、合格のために何かやり方を変えなければと考えていたところ、SRさんの講座に出会いました。

 独学でやっていたのである程度の知識はありましたが、実際生の講座を受けてみて自分がやっていたことがどれだけ遠回りだったかに気付かされました。辻先生の語呂合わせや図解、身振り手振りを交えた解説をもっと早く見聞きしていれば、効率よく理解できただろうなぁと思います。

 御存知の通り、社会保険労務士試験の勉強範囲は広いですが、私は今年あれやこれやとテキストに手を出さず、講座で使う基本書・過去問集・先生が作成されたプリントに専念しました。直前期に1冊だけ別会社の過去問集は購入しましたが、講座で使う基本書・過去問集・プリントを根気強く繰り返し学習すれば、十分7割レベルには到達できると思います。また、特に初学者の方は、答練でいい結果が出ず、合格ラインの7割が非常に遠く感じてしまうと思いますが、焦らずじっくり、解くだけではなくなぜ不正解であるかを理解するという作業を1問1問繰り替えしていれば、それが最後の1~2か月で必ずいきてくると思います。

 私は、結果的に選択式の補正に助けられる形ではありましたが、合格者番号の中に自分の番号を見つけた時の興奮は一生忘れないと思います。今たくさんの方に祝福され、すごく幸せを感じています。また、新たなスタートへの意欲も日に日に強くなっています。苦しんだ先に必ずいい結果が待っていますので、自分と講師の方々を信じて、諦めず頑張ってください。

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